まちづくりNOW
定期刊行物
会社案内
地域情報ネットワーク
ポスティング奈良
日本ポスティング協同組合
 

地域住民や生徒の作品を展示する
ギャラリーを開設

「地域みんなの美術館 都南の森」が誕生
「都南中学校区の学校支援地域本部事業 」

 校舎の玄関部分(生徒昇降口)を活用し、中学生や地域の人々、校区内の保・幼・小の園児や児童の作品を展示し、鑑賞してもらうギャラリー「地域みんなの美術館・都南の森」が奈良市南永井町の都南中学校に昨年12月にオープンした。

生徒の声が響く中学校に地域のギャラリー

足音高く階段を降りてきた生徒たちが昇降口ではふと足をとめる。ここには、3月6・9日の2日間、この春卒業する3年生たちの写真が飾られていた。
 都南中学校の本館一階には「地域みんなの美術館・都南の森」と呼ばれ、親しまれるギャラリーがある。
 「思い出のアルバム」と題した今回の展示ですでに3回目。第1回はオープニングに合わせて絵画や刺繍、書、校区内の各小学校の作品など約50点を展示。今年1月に開催された第2回「書の世界」でも地域の人や生徒の作品がギャラリーを飾り、近隣の多くの人の目を楽しませた。

地域で子どもを育て、子どもで地域が繋がる

今や学校の校門といえば安全のため、登下校時以外は閉ざされているのが普通になっている。けれども、ここでは地域の財産であるべき学校を開かれたものにし、より良い学校づくりの土壌を地域ぐるみで作ろうと模索している。
 今年度、奈良市は市内の全21中学校区全てに文部科学省事業の「学校支援地域本部」を創設させた。都南中学校区では、「SAKURAネットワーク(都南中校区地域教育協議会)」を立ちあげ、いわば学校の応援団として様々な取り組みをスタートさせた。その中の一つとして、地域の人との交流の場となればと「都南の森」を、昨年12月1日にオープ ンさせたのだ。
 当日は、地元の名刹、帯解寺倉本尭慧住職の筆による額の除幕式や、生徒の演奏のロビーコンサートなどが行なわれ、心あたたまる幕開けだった。

運営ボランティアは楽芸員(がくげいいん)

「都南の森」は地域と学校で支えるもの。運営にあたるスタッフも卒業生や在校生の保護者を中心とした「楽芸員」(がくげいいん)と呼ばれるボランティアだ。展示の企画をし、作品の出展交渉や実務にあたる。現在10数名の登録があり、仲間を増やして活動の幅を広げたいそうだ。
 「都南の森」は常時開催されている訳ではないが、今後も毎回内容を変えた展示が予定されている。その時期には校門が開かれているので、ふらっと立ち寄って、学校と地域が支えあう姿を感じながら、色々な作品を鑑賞してみたい。
事務局は都南中学校(南永井町98―1)TEL0742-61-7070

まちづくりNOW